笑顔の効用

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昨日はチャイルドライン受け手養成講座の講師をさせていただきました。
演題は『保健室から見た困っている子どもたちとその支援について』。

夜の7時からだったのですが、みなさん一生懸命で、聞いてくださる姿勢の真摯さに私の背筋も伸びました。
何か子どもたちのために役に立つことをしたいという想いで、たぶん立場もお仕事も様々な方が、こんなにもたくさんいらっしゃることのすごさを今更ながら感じました。

事前に寄せられていた質問の一つに、
『大人として子どもと接するときに大切にしてほしいこと』がありました。
私もお答えしたのですが、参加者のみなさんのお考えが知りたくなり、
『大人として子どもと接するときに大切にしてほしいこと、あるいは、大切にしていること』をお一人お一人に応えていただきました。

数人の方が同じことをおっしゃいました。
「笑顔で接することを大切にしています」

今日、所用で公の機関をいくつか巡りました。
はじめは怪訝な顔で迎えられた所もありました。
「私も不慣れな所に初めて来て不安なんですから、そんな不思議そうな顔をしないでください」と言いたいところでしたが、昨日の参加者の方の言葉を思い出し、いいや、柔らかい顔でと笑顔で話を始めてみました。
気付くと、怪訝な顔をされていた方もいつの間にか笑顔になっていて、みなさんとても親切に対応してくださり、気持ちよく帰ることができました。

システムズアプローチの東豊さんが著書『セラピスト誕生』
https://www.amazon.co.jp/セラピスト誕生―面接上手になる方法-東-豊/dp/4535562873
の中で、ポジティブを発すれば、相手はそのポジティブにポジティブで反応し、それが次々と巡る。
これをP循環と言っています。
カウンセリング場面で一番大切なのは、このP循環を起こすことだと・・

日常場面でも、ポジティブ循環は実在する、起こせるんだと感じた一日でした。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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子ども支援に関わる方へ

15年間、保健室で実際に行ってみて、一番子どもたちの困っていることの役に立った支援方法(家族療法、システムズアプローチ)です。その方法の全てをご紹介します。
先生はじめ支援者の想いが、子どもが元気になるに繋がることを切に願ってます。

『不登校を長期化させない8つの方法』
〜明日から使えるノウハウ公開 不登校20人以上が、全員、再登校できた方法とは?〜

※不登校となっておりますが、不登校だけでなく、集団不適応、いじめなど、様々な子どもの困難への支援方法です。

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お母さんのほけんしつ

保健室の先生(養護教諭)として、30年以上、保健室勤務をしてきました。
お母さんが元気になれば、子どもたちも元気になる
これは、その中で得た私の確信です。
お母さんの保健室がここにあります。ドアはいつでも開いています。どうぞ、気楽に来てみてください。
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