どんな家族でも、必ず努力している

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子どもたちの困難について、家族と協働支援して解決して行きましょうと書いてきました。

それを行うための大前提があります。
それは、どんな家族でも、困っている子どものために必ず努力しているということです。
正確に言うと、どんな家族でも、困っている子どものために必ず努力していると信じ込むということです。

虐待をしている家族でも、壊れているように見える家族でも、どんな家族も、困っている子どものために必ず努力しているのです。

??と思っている方もいると思います。
努力が全く見えない家族もいるのではないですか?と言われる方もいるでしょう。

世界は自分が作っています。
これも正確に言うと、世界は自分の認知が作っています。

たとえば、地球は丸いということは自分の認知が作り出しています。
数百年前まで、地球は平面であるという考え方がありました。
今では、地球は球であると誰もが知っていますし、そう思っています。

しかし、極一部の人以外、実際に地球が球であることを自分の目で確認した人はいません。
それでも、球だと思っています。

これは、実際に見たこともないのに、地球は球であると自分がそう認知しているからです。

もしかしたら、まだ平面だと思っている人がいるかもしれません。
その人にとって地球は平面なのです。

正しい間違いという問題ではなく、その人の認知が、地球は平面だと認知すればその人にとって地球は平面だし、球だと認知すれば球だということです。

禍福は糾える縄の如し
人間万事塞翁が馬
これらのことわざは、幸不幸は表裏をなしているので、めまぐるしく変化するものだということを言っています。

めまぐるしく変化しているように見えますが、幸不幸は表裏一体です。
つまり、表から見れば不幸でも、裏から見れば幸福に見えるということでもあります。
なので、めまぐるしく変化するように見えるということもできます。

このように、全く努力していない家族というのも、見る者がそう認知しただけに過ぎません。
裏から見れば、その家族も努力していると見ることができるということです。

あの家族は子どものために何もしていないと思ってしまうと、そういう風にしか見ることができなくなってしまいます。
そういう前提で見るので、努力が見えなくなってしまうのです。

逆に、どんな家族でも必ず努力していると思って家族を見ると、極わずかの努力でも見えるようになります。
家族の努力は、問題解決のための大切なリソースとなります。

その努力が解決に有効でなければ、違う事をしてみるという判断をすることができます。
少しでも有効に働いているようなら、続けてもらえるように働きかける事ができます。

実際、そう思って家族を見ると、どんな家族でも努力をしていることがわかってきます。
それがたとえどんなに少なくても、たとえ空振りに終わっていても、努力していることには変わりがないのです。

私が習ったシステムズアプローチ(家族療法)の先生は、こう教えてくださいました。

どんな家族でも、困っている子どものために必ず努力しているということを盲信してくだい。
そして、どんな家族でも、子どもたちの問題を解決するためのリソースと力を持っているのです。

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コメント

  • 家族というものは影響し合って今の姿がある。

    家族という仕組みは外からどう見えようが影響し合ってその形が維持されているものですね。。努力しているともいえるし、家族はその形を持続しようとさまざまなことを行って、成立しているものなんでしょうね。影響しあう連環の一部をすこし変えれば、変化は起きると言う事かな。


  • Re: 家族というものは影響し合って今の姿がある。

    >>1 kuma-gさん いつもコメント、ありがとうございます。kuma-gさんのおっしゃる通りだと思います。影響し合う連関=関わり合い方を少し変えれば、変化は起きて行きますね。



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