伝書鳩
今日は、講演会をしてきました。
新津地区(旧新津市、五泉市、阿賀町)の高校の養護教諭の方の研修会に招かれて行ってきました。
昨年度から、魚沼地区の養護教諭や別室登校支援員さん、学級担任の方と一緒に勉強会をしてきました。
その仲間の一人からご紹介いただきまして・・と今回のうれしいお話をいただきました。
一緒に勉強会をしてきた養護教諭の方が、私を紹介してくださったことを本当にうれしく思います。
いまだに講師をしていますということに違和感を覚えてしまいます。
この感覚、30年ぶり。
新採用の頃、子どもたちから「先生」と呼ばれるたびに、「えっ! 私のこと!?」というような気持ちになったことを思い出しました。
先生と呼んでいた立場から、急に先生と呼ばれる立場になったことには、顔には出さないように気をつけていましたが、しばらく慣れることができませんでした。
講演会の講師として今日もお伺いしたわけですが、あの頃のようになんだかやっぱり気恥ずかしさが・・
半年前まで同じ養護教諭として勤めさせていただいて私が、講師として、養護教諭の方々にお話をしている・・
でもこれって、私がすごいわけでも、えらいわけでもなく、
不登校という子どもたちの困難さでシステムズアプローチ(家族療法)と出会い、
仕事していく中で、それを使い続けなければならない環境があり、
使い続けることによって、子どもたちの困難の解決にはとても有効であったことがわかり・・
私が今、お話しさせていただいているのは、
私のことではなく、
子どもたちの困難の解決に、とても有効な方法であるシステムズアプローチ(家族療法)を紹介させていただいているのだということに気付きました。
私は、有益な情報を届ける伝書鳩なんだなと思ったら、「講師です」ということもなんだか楽になりました。
・・にしても、参加いただいた養護教諭の方々の一生懸命さに、私もついつい力が入ってしまいました。
学校にはいろいろな問題が山積みです。
でも、一生懸命それに取り組んでいらっしゃる先生方がいる限り、未来には光があると思いました。
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コメント
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伝書鳩ですか!
伝書鳩と言うイメージですか、ジョイニングワードとして使えそうですかね。システムズ・アプローチの国からの伝書鳩サトウですとか使えるかもね。
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Re: 伝書鳩ですか!
>>1 kuma-gさn,コメントありがとうございます。そうですね、今度から自己紹介に伝書鳩サトウですと入れたいと思います^^