場へのジョイニング
学校という場は、いろいろは職種の人が居る所です。
担任、学年主任、養護教諭、管理職などなど・・・
子どもの問題を担任だけで解決しようとする時代ではなく、チームとして子どもを支援する事になっています。
なのですが、なかなかチームとしてスムーズに動かない場合があります。
一般の会社には、チームビルディングという概念があります。
チームビルディングとは、簡単に言うと『仲間が思いを一つにして、一つのゴールへ向かって進んでゆける組織作り』のことです。
一般の会社でこれが崩れると、即利益に反映してきますので、とても重要な事となってきます。
学校でも、このチームビルディングは、子どもたちの問題をチームで解決して行くのですから、とても大切な事です。
しかし、なかなか上手く行かない場合も少なくないようです。
逆に上手く行っている場合は、「解決策→支援の実行→支援策の有効性の査定」の循環が上手く回り、支援も効果的にされます。
チームビルディングが上手く行かないからといって、先生方がわざとそうしているわけではありません。
一人一人の先生は、もちろん一生懸命やってられるのですが、チームとして支援するという場面が、日常の学校の中ではあまりありません。
困難にぶつかっている子どもが居ない場合は、チームビルディングの必要がないのです。
チームとしてやっていくためには、いろいろな要素が必要でしょうが、まずはチームを組む必要があります。
これは物理的に組むというより、精神的にチームになるという事です。
つまり、仲間になることです。
仲間と思えない人と、チームを組んで、何かをやり遂げる事はできないでしょう。
ですので、ここにも、ジョイニングが必要となってきます。
場へのジョイニングです。
つまり、チームのメンバーへのジョイニングです。
チームとしての支援が必要となるくらい、子どもたちの問題は複雑化、困難化しています。
そして、教員に一番足りない物が“時間”です。
ならば、時間を有効に使い、チームとして子どもたちを支援して行くために、まずはチームメンバーへのジョイニングをして、仲間と成ることが必要条件と成ります。
子どもたちの問題だけに目が行ってしまい、この大切な事を見落としがちです。
支援を有効に行うためには、家族へのジョイニングだけでなく、学校内でチームを組むメンバーへのジョイニングも欠かせない大切な事となってきます。
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コメント
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ジョイニング!
ジョニンブでなくてジョイニングですよ!
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Re: ジョイニング!
>>1 kuma-gさん 脱字を教えていただき、ありがとうございます。きれいに『ジョニンブ』になっていたことに今、気付きました。はい、正しくは『ジョイニング』です。